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ブラウザと小説の新しい関係を模索する

jingoo v1.3.1をリリース

久しぶりになりますが、jingooのv1.3.1をリリースしました。

Release v1.3.1 · tategakibunko/jingoo · GitHub

変更点

  • 演算子として、新たに+=, -=,*=, /=,%= がサポートされました。
  • 匿名関数がサポートされました。
  • 条件分岐の構文にて、elseif だけではなく、else ifを使うこともできるようになりました。
  • macro ~ endmacro構文にて、endmacroの後に、macro名を付け足すことができるようになりました。

匿名関数はこんなふうに使います。

{# 2と表示される #}
{{ ((i) => i + 1)(1) }}

最後のmacro~endmacroについては、こんな風に使います。

{% macro li (content) %}<li>{{content}}</li>{% endmacro %}

{# v1.3.1からは、こういうふうにも書ける #}
{% macro li (content) %}<li>{{content}}</li>{% endmacro li %}

マクロの中身が長くなったときに「あれ、これってなんのマクロの宣言だっけ?」とかならないように、endmacroの部分で、メモ代わりみたいな感覚でマクロ名を付け足すこともできるようになった、ということです。

ただし次のように、宣言したマクロ名と違う名前を付け足すと、構文エラーになります。

{# エラー(マクロ名はliであって、fooではない) #}
{% macro li (content) %}<li>{{content}}</li>{% endmacro foo %}