ようやく、サムネールの表示エンジンをfview のものに入れ替えました。今後のサムネールは、こんな感じになります。
古いものとの互換性はまだ取れていないので、新しいサムネールのコードを取得したい人は、管理画面→サムネールの作成と進み、コードを作り直してください。
行間と字間が調整されていて、ルビも表示されるのが特徴です。まあわかる人にはわかるでしょう。大多数の人にはどうでもいい違いかもしれませんが。
そもそも縦書き文庫本来の使い方って、こういうサムネールの貼り付けが目的だったような気がするのですが、いつの間にやら統計やログや本棚ばかりが使われるようになってしまったんですよね……
まあ使ってもらえているなら、なんでも良いのですけど。
ところで、縦書き文庫の表示エンジンは、初代からさかのぼって、多分マイナーなバージョンアップを含めると10回以上変わってきたような気がします。
その度にユーザーさんは右往左往されて迷惑もいいとこだった気がするのですが、そんなことも一年以上も続ければ落ち着いてくるものです。
というわけで、過去のエンジンを振り替えろう!ということで、これまでのメジャーなバージョンアップ変遷をご紹介します。
「初代」 nview
不評。サーバー側で計算していて遅かったからです。
「2代目」 nwrite
初めてクライアント側で計算させました。バグだらけ。評判は最悪だったけれども、機能は豊富でした。表示領域をD&Dで自由に変えることが出来たり、コメントやトラックバックもありました。今じゃ見る影もなし。
「3代目」 eview
emotional view。
機能最多。見た目の評判は悪くなかったですが、スクリプトサイズがでかすぎました。
「4代目」 fview
fast view。
eview から、必要なものだけに絞って機能をシェイプアップ。結果、十分の一ぐらいにのサイズになりました。ここに至って、ようやく好意的な反応をもらえるようになった気が。
「5代目」 gview
great view(笑)。リリースは未定。
よくもまあ、たった一つのテーマを飽きもせず、という感じですが、取り組み続ければ、課題が次から次へと出てくるものですねえ。