縦書き文庫で数式とプログラムの自動色付け表示ができるようになりました。
数式
数式は文の途中に差し込む場合(インライン表示)と、行全体を使って表示する場合(ブロック形式)のそれぞれで書き方が異なります。
文の途中に差し込む場合は、次のように書きます。
[math $sin$theta]は、日本語で「正弦」といいます。
書き方は[math 数式]
です。
実際に表示するとこんな感じになります。
行全体を使って表示する場合はmath
タグを使います。
<math> c = $pm$sqrt{a^2 + b^2} </math>
実際に表示するとこんな感じになります。
色々な数式の記述についてはKaTexのサイトを参照してください。
ちなみにKaTexでは\(バックスラッシュ)で書く記号を、縦書き文庫では$(ドルマーク)で書くことに注意してください。
プログラムの色付け表示
こんな感じでプログラムを書くと、言語(下の場合は javascript)に応じた色付けがされます。
<pre><code class="lang-javascript"> let a = "foo"; console.log("a is %s", a); </code</pre>
もちろん javascript の部分は、プログラムの中身がhtmlなら html、cssなら css などと書き換えてください。
実際に表示させると、こんな感じになります。
ちなみに投稿フォームにて、入力フォーマットの項目を「マークダウン記法」にすると、もう少し簡単に書けます。
```javascript let a = "foo"; console.log("a is %s", a); ```
またプログラムについて別のページから参照させたい場合は、id属性をつけて、別ページからアンカーリンクを貼ると便利ですが、次のように書くとプログラムにid属性を与えることができます。
```javascript#program1 let a = "foo"; console.log("a is %s", a); ```
上の例ではprogram1というid属性を与えています。
まとめ
小説投稿サイトで数式やプログラムを記述することは多分ないでしょうが、技術的な内容や学術的な内容も書けるようになると面白いかなあと思って、対応してみました。
なお数式についてはKaTex、プログラムの色付けについてはhighlight.jsを利用しました。
どちらも素晴らしく使いやすいライブラリで、作者様には感謝の気持ちでいっぱいです。