anti scroll

ブラウザと小説の新しい関係を模索する

Gearsのサポートを打ち切りました

 GoogleがGearsのサポートを打ち切り、今後のローカルストレージをHTML5のWebDatabaseに一本化する様子なので、当サイトもGears型のビューアーはストップすることにしました。Firefoxの最新版でも早速Gearsは動かないですし、もう潮時ですね。

 となると、早くFirefoxもWebDatabaseをサポートして欲しいなあと思うわけですが、Mozillaはこの機能に否定的なスタンスらしく…そうなるとオフラインで読めるのがChromeSafariOperaという現状になりますね。

 というわけで、僕のメインブラウザからまさかのFirefox脱落となってしまいました。時代の趨勢は本当に読めん。現在はもっぱらChromeでして、長い作品はローカルに保存させて一瞬で開いています。

 Chromeを使っている人はお気づきかもしれませんが、一万字以上の作品を開くとダイアログが開いて
「ローカルに保存して次回の起動を高速にしますか?」と聞かれます。ここでOKとすると、次回からその作品のテキストデータはローカルから読み込まれ、かつ縦書きの計算結果も既に保存されているので、一瞬でオープンできるようになっているわけです。

 これは非常に便利なので、ChromeSafariや最新のOperaをお使いの人は是非お試しあれ。

 あと、なんだかんだで、Gearsはディープな青空文庫読みを除くと殆ど使われなかったです。特別なプラグインをインストールさせる画面が出た時点で、みんな面倒くさがってしまうようですね。

 その点、WebDatabaseはブラウザがネイティブにサポートしてくれているので、もっと使われるのではないかと期待しています。