Nehan Reader(version 2.1)をリリースしました。
オプションページにて、
- 自動的にNehan Readerを起動するURL(パターン)
- URL(パターン)毎の変換対象に指定する部分
などが設定できるようになりました。
ちなみに「小説家になろう」とか「青空文庫」のような、既に使っている人が多そうな対象は、デフォルトで設定しておきました。
なので、version2.1をインストールして「青空文庫」や「小説家になろう」の「作品ページ」にアクセスすると、作品本文を抜き出して縦書きページ送りにしたビューアーが自動的に起動しちゃいます。
捗りますね!
自動的に起動するURLを設定する
Nehan Readerのボタン上で右クリックして「オプション」へ進みます。
automatic convert URLsの欄に、自動変換させるサイトのURLパターンを記述します。
内容はSaveUrlList
というボタンを押すと保存されます。
URLパターンの記述の仕方
URLパターンの記述方法は2つあります。
一つは、ダイレクトにサイトのURL(の一部)を記述する方法。
もう一つは、サイトのURLパターン
を正規表現で記述する方法(上級者向け)です。
以下はサンプルです(#
で始まる行はコメント扱い)。
# URLをダイレクトに記述 headlines.yahoo.co.jp # 正規表現で記述 r(www\.aozora\.gr\.jp/cards/\d+/files)
正規表現でパターンを指定する場合は、
r(正規表現)
の形式で記述しますが、メタ文字をエスケープする必要があることに注意して下さい。
変換する対象ノードを指定
サイトによっては、ページ全体ではなく、メインとなる記事のみを変換したいことがあります。
ヘッダーロゴの部分をスキップするのが面倒とか。
そういう場合は、オプションページのpath to convert targetの欄で、サイトごとの変換対象(へのjQueryPath)を設定することができます。
書式は
[URLパターン], [変換対象のjQueryPath]
の形式です。
[jQueryPath]の部分については、複数指定することもできます。
複数指定した場合は、最初に見つかったものが変換対象になります。
もし見つからなければ、ページ全体が変換されます。
以下はサンプルです。
# yahooニュースは、#mainを対象に変換する news.yahoo.co.jp, #main # URL部分は正規表現でもOK r([a-z]\.yahoo\.co\.jp), #main # www.example.comでは、まず.mainを探して、なければ.entryを探す www.example.com, .main, .entry
記述したら、忘れずに「SavePathList」というボタンで保存して下さい。
最後に
自動変換するサイトを指定しておくと、いちいち変換ボタンを押さなくても勝手にビューアーが起動するので、ウェブ上の連載作品を読むのがとても楽になりました。