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ブラウザと小説の新しい関係を模索する

nehan.jsの正規表現セレクタ

nehan.jsのversion5から、セレクターのエレメント名の部分が正規表現で記述できるようになっています。

サンプル

例えば、ヘッダー要素なら全てに適用したいスタイルがある時は、こんな風に書けます。

// すべてのh1〜h6
Nehan.setStyle("/h[1-6]/", {
   "font-weight":"bold"
});

// .header以下のh1〜h6
Nehan.setStyle(".header /h[1-6]/", {
   "color":"#FF0000"
});

h1h6のそれぞれにスタイルを書くよりは楽ですよね。

htmlタグにはヘッダータグのように、名前の中に意味を内包するタグもあるので、こうやって名前を正規表現でグルーピングできるのは便利だと思います。

特に自分専用のカスタムタグを作るときなんかは、重宝するかもしれません。

注意

正規表現で指定できるのは、エレメント名の部分だけです。

次のように、クラス名に該当する部分を正規表現にすることは出来ません。

// こういう指定は出来ない。
Nehan.setStyle("div/¥.(?:b|strong)/", {
  "font-weight":"bold"
});

// こういう指定なら出来る。
Nehan.setStyle("/(?:b|strong)/", {
  "font-weight":"bold"
});