anti scroll

ブラウザと小説の新しい関係を模索する

これは良く出来ているなあ

今日、うみがめビューアーという簡単に縦書き小説が公開できるソフトを見つけました。

フラッシュでサウンドノベルを作る系のソフトは他にも見たことがありますが、これも良く出来ています。

初期のロードもフラッシュの割りに短く、表示領域もロード後は固定なので栞とも相性が良いですし、ルビもきちんと横に入り、フォントはアンリエイリアスがかかっていて美しいです。

フラッシュなので、サウンドや画像とも表現力豊かに連携できますし、これは気合の入った作品が作成できそう(商用の利用に関しても問題が無いとのこと)。

一方でフラッシュの難点といえば、右クリックからブラウザの機能と連携できないところでしょうか。

どこかの商用の縦書きブログサービスではコピペまでは特別なコンテキストメニューを出して実現していた気がするのですが。

僕は右クリックから辞書が引きたかったり、グーグルノート三昧な人なので、フラッシュ系のアプリはそこだけ不満なんですよね。DOMタッチな生活に慣れすぎているというか。

とはいえ、やはりリッチクライアントはそれを補って余りあるメリットがあるようにも思います。

あとは、まぜまぜノベルみたいに、作品の登録、作成、公開を一括で行うことの出来るウェブサービスを作って、ユーザーがフラッシュをダウンロードせずとも全てそのサービスから作成、公開ができるようになると、更に面白くなりそうです。