今日から新しいサービスを公開します。
公開するのは、複数人で創作を行うためのソーシャルノベルサービスです。
このサービスを使うと、『街』みたいなシステムのノベルゲームが簡単に作成出来ます。
このサービス、少しだけ変わった特徴があります。それは、
物語のプロットをシステムがランダム作成する
ということです。
分岐とか選択肢が現れる場所のようなものは全てシステムが用意するので、ユーザーは与えられたプロットに必要なシナリオを入力しさえすればよく、全ての入力が終わると『街』のようなシステムのゲームが出来上がっている、という仕組みです。
不自由に感じるかもしれませんが、これは独創性を殺しません。
寧ろ、与えられた条件に辻褄が合うように話しを考える、という頭の使い方をすることで、普段の自分の思考パターンの殻をやぶった新しい発想を生みだす可能性があります。
また、お互いのストーリーが相互に因果律を持つようになっているので、自分ひとりでは物語が完成しません。他人のストーリーと辻褄を合わせる必要があります。ここにも新しい独創のヒントがあります。更に、参加者同士のコミュニケーションにも繫がることでしょう。
しばらくは新サービスをメインに開発します。
もちろん、縦書き文庫のサポートも続けます。
《追記》
9storiesは運用を停止し、現在は同種のサービスをauto-machicというサービスで運用しています。