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ブラウザと小説の新しい関係を模索する

小説の作法を守りませう

 投稿してくれる小説の中に、私でも知っているような小説の作法が抜けている人が少なからずいるなあと思いましたので、狭い範囲ではありますが私の知っている作法を幾つか紹介しようと思います。

1.段落の文頭は1文字スペースを空けること。

2.「・・・」ではなく、三点リーダーを2つ続けること。正しくは「……」です。さんてん、と打って変換すれば変換候補に挙がるはず。それを二つ続ける。つまり6点打つわけですね。

3.閉じ括弧前の「。」は消す。つまり、「いい天気ですね。」はダメ。
(追記:必ずしもダメじゃないそうですね)

4.?のあとは1文字開ける。

 上に上げた中では、1が多いのが気になります。

 少し昔に読んだレイアウト理論の基礎に関する本に、「境界を曖昧にしない」という原則があったのですが、段落の先頭に一文字をあけることは、正にこれに当たると思います。ですから、きちんと守って見栄えを美しくしたほうが良いと思います。

 ちなみにこんなこと言ってなんですが、私もブログを書くときは面倒なので守ってません。しかし、正式な文章(仕様書とか報告書とか)では絶対に守っています。縦書きなら尚更です。

 最後に例文なども踏まえて解説しているサイトがあったので、紹介しておきます。

モノ書き一里塚[小説の書き方]

「思いて学ばざれば則ち殆うし」ということわざもあります。思いばかりが先行して世の理を学ばないと独善に陥ってしまう、という意味です。そうならないよう、この際まとめて覚えてしまうのがよいでしょう。